健康、生活 › 歯周病の進行段階を大きく分けると「歯肉炎→軽度歯周炎→中等度歯周炎→重度歯周炎」という四段階になります

2018年05月10日

歯周病の進行段階を大きく分けると「歯肉炎→軽度歯周炎→中等度歯周炎→重度歯周炎」という四段階になります

歯周病とは、歯の歯肉に近い部分についた歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。
歯の根にそって歯周病菌が入り込み、歯を支えているまわりの組織をじわじわと壊していく、虫歯より多くの割合を占めた、歯を失う原因第一位の感染症です。

知らない間に進行する恐ろしさ
手遅れにならないよう、歯科医院へ
歯周病の進行段階を大きく分けると「歯肉炎→軽度歯周炎→中等度歯周炎→重度歯周炎」という四段階になります。現在、歯周病は30〜40代の日本人の約8割が感染していると言われています。30代で突然歯周病になるわけではなく、実は10代から少しずつ進行し、歯ぐきから血が出て初めて受診する30代の頃には、歯周病は歯肉炎・歯周炎になっているのです。虫歯と違ってほとんど痛みがないため、気が付いた時には抜かなければならない…なんてこともある、横綱級のこわい病気なのです。ついつい放っておいて歯周病が悪化し、歯を抜くと多くの障害が出てきます。50代で"自分の歯がほとんどない"ということにならないよう、日頃から歯周病の予防をぜひ心掛けたいものです。
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歯周病の予防と治療方法
軽度歯周病(歯肉炎・歯周炎)の場合 スケーリング歯石は歯垢(プラーク)が石灰化してできており、通常の歯みがきでは落とすことができません。歯石が付着してしまった歯をきれいにするためには、スケーラーという専用の器具を用いて歯石や歯垢を徹底的に除去する治療を行います。スケーリングには歯をきれいにするだけでなく、歯周病の発生・進行(悪化)を抑制・予防する効果もあります。

中度歯周病(歯周炎)の場合 ルートプレーニング
中度まで進行してしまった歯周病には、スケーリングに加えてルートプレーニングという治療も行っていきます。ルートプレーニングでは特殊な器具を使用し、スケーリングでは除去しきれなかった歯茎の奥に隠れた見えない歯の根(ルート)にまで付着した歯垢や歯石、そして歯周病菌に感染した歯質などを除去していきます。また、歯や歯の根の表面もツルツルになり、歯垢や歯石などの再付着の予防にも繋がります。
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重度歯周病(歯周炎)の場合
スケーリングやルートプレーニングでも状態が改善されないほど重度まで歯周病が進んでしまうことがあります。そこまで進行してしまった歯周病には、歯周組織再生治療で歯周病により溶けてしまった骨の回復を行うなどの外科的な処置が必要となります。



Posted by koikenina at 15:25│Comments(0)
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