健康、生活 › 歯周病は、成人の約80%がかかるというデータがあるほど一般的に知られる歯の疾患です

2019年08月26日

歯周病は、成人の約80%がかかるというデータがあるほど一般的に知られる歯の疾患です

予防歯科とは、虫歯や歯周病になってから治療するのではなく、病気になる前に、歯科医院でのプロフェッショナルケアと、歯科医師や歯科衛生士の指導に基づいた毎日のセルフケアを行うことで、お口の健康ひいては身体の健康を維持していく歯科医療のことです。
歯医者は痛くなってから行くものだと思っていませんか?

今まででの日本の歯医者は、痛くなって歯医者に行き、そして治療を行い、その繰り返しでした。多くの方は、虫歯になって治療をすれば、痛みもなくなって、詰め物をすれば元通りになったと思いがちです。 しかし、それは大間違いです!治療後に入れた詰め物やかぶせ物は時間とともに変形し、小さな隙間から虫歯菌が入り虫歯を再発させ、さらに歯を大きく削っていくことになります。
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この再治療を繰り返していくと、歯を抜かなければなりません。このように、負のサイクルがおきてきます。残念ながら、治療をすればするほど、歯は弱く悪くなってきます。
お口の中には、歯の表面が溶けて穴があく虫歯と、歯を支えている組織を破壊する歯周病があります。虫歯や歯周病は自然には治りません。治療すると、時間や費用が かかってきます。だから、治療をした所を二度と悪くしないためにも予防をすることをオススメします。

歯周病は、成人の約80%がかかるというデータがあるほど一般的に知られる歯の疾患です。しかし、ありふれた病気だからといって軽視してはなりません。歯周病によって食べ物が噛みにくくなったり、歯の隙間に食べたものが挟まりやすくなって歯みがきに手間取ったりするだけでなく、進行すると歯を一度に多く失ってしまう恐れもあります。つまり「食事をする」という、人間本来の楽しみが奪われてしまうのです。また、歯には体重をかけたり話したりする際にも大きな役割を果たしています。歯周病によってこれらの機能も大きく低下するため、十分な注意が必要です。
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日々の自己管理と定期検診で歯周病対策を
歯周病対策でまず大事なのは、日常的な自己管理です。正しいブラッシングをすることがその代表ですが、どのように自己管理を進めるかについては、診察して説明をいたします。日々の自己管理が徐々に定着していくと同時に、ご来院の際に定期的な確認をいたします。そのためにも、定期受診が大きな意味を持ちます。一定期間ごとに受診することは歯周病対策にとってとても大きなメリットであり、これを習慣づけることが大切だと考えています。



Posted by koikenina at 11:50│Comments(0)
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