健康、生活 › 歯周病はむし歯と同様に、発見が早ければ早いほど治療時間も費用も負担を軽減することができます

2020年07月23日

歯周病はむし歯と同様に、発見が早ければ早いほど治療時間も費用も負担を軽減することができます

健康な歯周組織の状態
歯肉:薄ピンク色で腫れのない状態
歯周ポケット:1~2mm程度
【対処法】
治療は不要ですが、半年以内の定期健診と、毎日の歯垢除去は必須です。歯科医院での専門的なクリーニングも効果的です。
軽度歯周炎
歯肉:歯肉に軽度の腫脹があり、ブラッシング時に出血がある
歯周ポケット:3mm程度
【対処法】
ブラッシングでプラークコントロールの改善を図り、ブラッシングだけでは取り除けない歯石の除去を歯科医院で行います。その後も3か月~半年ごとの定期健診を行い、お口の中を健康的な状態に保っていくことが重要です。
歯科用品
中等度歯周炎
歯肉:歯肉の腫脹やブラッシング時の出血があり、歯を支える歯槽骨の吸収も進行
歯周ポケット:4~6mm程度
【対処法】
ブラッシングでプラークコントロールの改善を図り、その後麻酔を行った上で歯石の除去を行います。症状が重い場合は、歯周外科手術が必要となる可能性もあります。専門的な歯のクリーニングや再発防止対応が必須です。
超音波スケーラー
重度歯周炎
歯肉:定期的に腫れて、痛みがひどい状態
【対処法】
プラークコントロールの改善を図った上で、麻酔下での歯石除去を実施。その後、歯周外科手術を行います。場合によっては、抜歯せざるを得ないこともあります。抜歯に至った場合、その歯を補う処置が必要となります。また歯の動揺が大きく、食事がうまくできない場合は歯を固定する処置を取ります。治療後は、1か月~半年ごとの定期健診を行います。



Posted by koikenina at 11:47│Comments(0)
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