健康、生活 › 2019年11月25日

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2019年11月25日

セラミックは、生体親和性のある体に優しい素材です

「セラミック」(陶材)は、詰め物やかぶせ物に使われる、歯科材料の名前です。
白い色の歯科材料で、エナメル質によく似た性質をもっています。むし歯の治療をしたとき、昔はそこに金属を詰めるのが一般的でした。また、前歯に隙間があるときや欠けてしまったときの治療方法が、大掛かりなものになってしまうか、あるいはなにもしないで放っておくかのどちらかでした。口をあけたときに銀歯が見えるのが恥ずかしい、笑顔を人に見せたくない、就職活動や面接、営業などででいい印象を与えたい、自分に自信をもちたいという方が増え、セラミックで歯を修復したいと希望される方が増えてきました。
セラミックのメリット
セラミックにはたくさんのメリットがありますので、ご紹介します。
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・体に優しい素材です
セラミックは、生体親和性のある体に優しい素材です。
歯科素材は、かたすぎるとかみ合わせる歯が磨り減っていってしまいますし、やわらかすぎると、歯科素材自体が磨り減っていってしまいます。セラミックは歯に近いかたさなので、かみ合わせの歯を痛めません。
・金属アレルギーの心配がありません
セラミックには金属が含まれませんので、金属アレルギーの患者さんにも安心な歯科材料です。
・色や形を自由に調節できます
セラミックは、色や形を自由に調節することができます。あなたの歯の色に合う自然な色合いから、輝く真っ白い色まで、自由に選ぶことができます。また、丸みを帯びた女性らしい形や、きちんとしたイメージのシャープな形など、好みの形に仕上げて治療することができます。
・自然な仕上がりです
セラミックの最大の特長は、歯に近い白さを再現できる、ということです。他の歯科材料は主に金属で、治療をしたところが誰の目にもすぐに分かってしまいました。セラミックは、天然の歯に最も近い色を再現できます。目に見える部分だけをセラミックで白くするのではなく、例えばオールセラミック治療の場合、裏側まで全てセラミックを用いるため、透過性という点でも、天然の歯と見分けがつかないほど自然に仕上がります。
・変色、黄ばみや、臭いの付着がありません
セラミックは、レジン(プラスティック)と違って、年月が経ってもほとんど色に変化がありません。レジンは、通常2年くらい経つと変色や黄ばみ、においの付着がおこりますが、セラミックは黄ばむこともなく、においがついてしまうこともありません。
・歯ぐきが変色しません
金属のかぶせ物ををかぶせると、口の中で金属が腐食して色素が沈着し、歯ぐきや歯が黒ずんできてしまうことがよくあります。セラミックは腐食しませんので、歯ぐきや歯が黒くなってしまうことがありません。
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セラミックのデメリット
残念ながら、セラミックにもデメリットがあります。
・保険が適用されません。
保険が適用されませんので、他の歯科材料に比べて高価です。
・かみ合わせの調節が必要な場合があります。
1本の歯をセラミックに変えるだけでも、口全体のかみ合わせの調整を行なう場合があります。せっかくセラミックの歯科材料を入れても、「噛む」ために歯が機能しないのでは意味がありませんので、ご理解ください。  


Posted by koikenina at 15:19Comments(0)

2019年11月25日

歯周病とは、歯と歯肉の境目などに残存したプラーク内の細菌の繁殖により、歯肉に炎症を起こす病気です

進行すると歯ぐきが下がり、歯周ポケットが深くなり、そこにさらにプラークが溜まりやすくなります。歯槽骨が溶ける段階になると、歯のぐらつきが始まり、最悪の場合には抜け落ちたり、抜歯以外に手立てがない、という状況にも陥ります。また歯周病は、口内だけでなく、全身の疾患(心臓病、肺炎、糖尿病)との関連性も深いといわれています。歯周病が恐ろしいのは、かなり進行するまで痛みがない、という点です。歯周病といえば中高年の病気、と思われるかもしれませんが、十代、二十代から、非常にゆっくりと進行します。痛みを伴う症状が現れるのが中高年に多いというだけであり、まだ痛みのない若いうちからの歯周病予防は非常に効果的です。

歯周病の主な原因は残存プラークです。
プラークの付着自体は食事を摂る以上は防げないものですので、付着したプラークをいかにきれいに除去するかが大切です。ご家庭での正しいブラッシング、定期検診を中心とした歯科医院での歯周病ケアが欠かせません。また、喫煙も歯周病を助長します。喫煙により機能の衰えた毛細血管は、傷や炎症の治りを遅らせます。残存プラークが少なくても、歯周病の発生、悪化へとつながってしまう場合があります。
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歯周病と身体の関係
近年、歯周病は全身のさまざまな病気の発症原因となっていることが明らかになってきました。炎症を起こしたところから入り込んだ歯周病菌が、血液を通って全身に悪影響を及ぼします。

歯周病と肺炎
歯周病菌が多く含まれた唾液などにより、肺炎を引き起こすことがあります(誤嚥性肺炎)。
高齢者の死因第一位が肺炎であることを考えると、歯周病菌の恐ろしさが分かります。

歯周病と糖尿病
歯周病の方はそうでない人と比べ、糖尿病になるリスクが2倍以上だという研究結果が出ています。
また、糖尿病の進行自体も深刻なものとなると言われています。
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歯周病と心臓病
歯周病の方はそうでない人と比べ、心疾患(動脈硬化、大動脈瘤など)のリスクが約2.8倍だというデータがあります。
血栓形成の原因となるPg菌は、歯周病菌のうちの一つですので、心疾患と深い関連性があります。

歯周病と早産
歯周病の妊婦の方はそうでない妊婦の方と比べ、早産のリスクが7.5倍だという報告があります。  


Posted by koikenina at 13:09Comments(0)

2019年11月25日

歯と歯肉の間に溜まっていた歯石や歯垢(プラーク)除去

歯周病とは、歯周組織が歯垢(プラーク)に含まれている歯周病菌に感染し、歯茎が腫れたり、出血したり、最終的には歯周組織が破壊されて歯が抜けてしまう病気です。
歯肉炎、歯周炎とも呼ばれています。

日本の成人の約80%が歯周病にかかっていると言われています。歯垢(プラーク)は時間が経つと歯磨きでは取り除くことができない歯石になります。歯石自体は歯周病の原因ではありませんが、歯みがきでは除去できないため、周囲のプラークの除去を困難にします。
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歯周病治療の流れ
1.歯周ポケット診査、レントゲン撮影、口腔内写真撮影
歯周ポケット診査、レントゲン撮影、口腔内写真撮影を行います。
歯周病の原因は1人1人異なりますので、治療していく前に検査を行い、1人1人に適した治療を行っていきます。

2.プラークを除去
歯周病の原因は歯垢(プラーク)なので、プラークを除去し付きにくくすることが治療の基本となります。歯科衛生士による歯みがき指導や歯間ブラシ、デンタルフロスなどで改善をはかります。
簡単に落とせる歯石やプラークを落していき、検査にて改善を確認します。軽度の歯周炎の方はここまでで治療が完了します。

3.歯と歯肉の間に溜まっていた歯石や歯垢(プラーク)除去
中等度~重度の歯周炎の場合、歯石が深くまであるため取りきれません。このような場合は外科的な治療が必要となります。 
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4.歯と歯肉の間に溜まっていた歯石や歯垢(プラーク)除去
口の中の細菌を完全になくすことは難しく、歯周病は再発し易いので、治療完了後も定期的なメンテナンスが必要となります。
再発防止には患者さん自身による歯垢(プラーク)のコントロールだけでなく、定期的に歯科医師や歯科衛生士による検診や治療を受け、歯をメンテナンスすることが重要です。  


Posted by koikenina at 12:36Comments(0)