健康、生活 › 2019年03月26日

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2019年03月26日

それが、突然「予防」が「健康保険」で受けられるようになったのです。

「平成28年4月、日本の「歯科」あるいは「医科」の世界で、信じられないような大変革が、厚生労働省から発表されたのをご存知でしょうか?日本の健康保険制度上で初めて「病気の予防」に対して保険点数が設定され、「予防行為」が診療として認められたのです。これまでは、健康保険とはあくまで「病気になってから使う」ものであって、病気ではない健康な人は「人間ドック」などを「自費」で受診しなければならず、「予防」にはいっさい「保険不適応」だったのです。それが、突然「予防」が「健康保険」で受けられるようになったのです。

そしてそれは、増え続ける医療費・社会保障費をなんとか削減させるための「最後の切り札」として、国が振りかざした一か八かの頼みの綱なのです。その「病気の予防」とは、なんと「歯周病の予防」と「むし歯の予防」だったのです。

歯周病は「歯茎の病気ではない」ということを、ご存知でしょうか?
実は、歯周病になったからといっても、必ずしも歯茎に何か変化がでるとは限りません。むしろ、見た感じ、大して歯茎に変化がなく、それが歯周病の発見を遅くさせる原因の一つにもなっています。

では、歯周病は、何の病気なのでしょうか?
実は、歯周病は「骨の病気」、「歯を支えているアゴの骨が溶ける病気」なのです。骨が溶けて歯の支えが無くなっていくので、歯がぐらぐらして「歯が抜ける病気」なのです。
歯科用マイクロスコープ
なぜ歯は溶けるの?
歯を磨いた時などに、歯茎から少し出血するような歯肉炎があり、その状態が1年365日続くと、その歯肉の炎症が原因となり、1年でほんのわずか0.5mm程度骨が吸収してしまうのです。ポイントは、骨は吸収するが、歯肉は吸収しないという点です。骨は溶けるけれど、歯茎は溶けないという事です。歯茎の中の「骨だけ」が、水面下で上から溶けて、骨の上面が下へ下がっていくイメージです。まさに、骨なしの肉だけが残る感じです。
溶けた骨は「二度と再生しない」
歯科用ポータブルユニット 
もうひとつのポイントは、一度溶けた骨は「二度と再生しない」という事です。
もし、一度溶けた骨の再生に成功した場合は、それは「再生療法に成功した」という、夢のような快挙に成功したという偉業になります。もしも、1年で0.5mmも骨が吸収していく歯があるとしたら、単純計算で10年で5mm、20年で10mm骨が吸収してしまいます。人の歯の根の長さは13mmくらいしかありませんから、10mmも溶けたら、もう、ぐらぐらです。

何も対策をうたないと、大体、25歳くらいから微妙な歯肉炎状態になってしまい、骨の吸収が始まるのが、全国民の平均的な状態なので、20年たった45歳から50歳くらいで、まず何本かの歯がぐらついてきて、あわてて歯科医院を訪れるも、時すでに遅し、何本か抜歯することになってしまい、他の歯も怪しい状態になってしまっている、というのが、「普通に典型的」な日本人の平均です。
  


Posted by koikenina at 12:02Comments(0)

2019年03月26日

更に、磨いた直後にフッ素を塗布することで虫歯になりにくい歯質を作り上げます

これまで「歯医者は痛くなってから行くもの」との考えが一般的で、「歯医者は痛いもの」とのイメージがありました。
しかし、自分の歯を健康な状態でキープすることが最も健康的で、痛い思いをすることもなく、最終的にかかる費用も少なくてすみます。健康状態をキープすることを背景に誕生したのが「予防歯科」という考え方です。フクロ歯科医院では、皆様の健康を後ろから支えるために予防歯科を最優先に考えています。
歯科顕微鏡
現在、日本の80歳の方に残存している歯の本数は平均6.8本です(厚生労働省調べ)。つまり、通常28本あるうちの約1/4しか残っていないということになります。同じ高齢者でも、欧米ではずいぶん事情が違います。歯の残存平均本数は、アメリカでは85歳で15.8本、スウェーデンでは75歳で平均19.5本もあるのです。欧米、特に北欧では予防歯科の意識が最も進んでおり、大人の定期検診受診率は80%以上もあり、子供も100%近くが定期検診を受けています。他の先進諸国も70%以上の定期検診受診率が一般的になってきました。しかしながら、日本では定期検診の受診率は10%しかないと言われています。
PMTCは、歯石などの除去の後、お口の状態に合わせて、数種類のペーストや器具を使い分け、歯の表面を滑らかに磨き上げ、歯石や着色がつきにくい状態にします。

更に、磨いた直後にフッ素を塗布することで虫歯になりにくい歯質を作り上げます。フクロ歯科医院では、詰め物の種類や歯並び・歯垢のつきやすさなどを考慮し、歯や詰め物に優しく効果的な方法を選択しています。画一的なPMTCではなく、個々の状態に合わせた、よりプロフェッショナルな方法で行っております。また、「煙草のヤニとり」や「歯の着色除去」などのご希望にも対応しております。
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皆さんしっかり磨いているつもりでも、意外と磨き残しが多いものです。実は、上手な人(歯科関係者を含めて)でも歯ブラシだけでは完全に歯垢を取り除くことはできません。虫歯、歯周病の原因は歯垢の中にいる細菌の活動によるものです。これらの細菌は簡単には取り除かれないようバイオフィルムという塊になって活動しています。このバイオフィルムは歯ブラシではなかなか取り除くことができません。また、歯と歯茎の境目にある歯周ポケットの中に潜む細菌類には全く歯ブラシが届きません。歯石にいたっては、歯ブラシでは全く歯が立ちません。

そこで、プロフェッショナル(歯科衛生士) が専門的な最新の器具や器械を用いて、バイオフィルムを破壊、歯石の除去をすることで、虫歯・歯周病予防をしていきます(もちろん、各チップは1回ごとに交換・滅菌した清潔なものを使用しています)。また、器械では届かない所や細かい部位は、一つ一つ丁寧に手作業で歯茎の中の歯石や細菌を除去し(デプラーキング)、歯茎のクリーニングをしていきます。  


Posted by koikenina at 11:39Comments(0)

2019年03月26日

・歯肉炎:歯周病の初期段階。部分部分で歯肉が炎症を起こしている状態です。

歯周病は大きく分けて歯肉炎と歯周炎に分けることが出来ます。
歯周病は歯垢の中に含まれている「歯周病菌」が、歯の周りで歯を支える役割をしている歯肉や歯槽骨に感染することで起こる病気です。歯周病は進行すると歯肉・歯槽骨が破壊されていく恐ろしい病気です。歯周病は「静かなる病気」と言われ、自覚症状の殆ど無い病気。そのため気づいた時には手遅れで、重度の歯周病にまで進行していたということが多いことも特長です。歯周病はむし歯と並び、口腔内の2大疾患の一つ。感染者数が人類史上最も多い感染症とされています。
歯周病の進行
歯周病は大きく分けて歯肉炎と歯周炎に分けることが出来ます。
・歯肉炎:歯周病の初期段階。部分部分で歯肉が炎症を起こしている状態です。
・歯周炎:歯肉のみならず、歯周組織や歯槽骨も炎症を起こしており、歯槽骨が破壊された状態です。
歯周炎が進行すると、最後には歯が抜けてしまいます。非常に重度の歯周炎は治療が困難な為、治らない場合もあります。
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スケーリング
スケーリングはスケーラーと呼ばれる特殊な器具を使用し、歯磨きだけでは取り除くことの出来ない「歯石」や、取り除けていない「歯垢(プラーク)」を除去していく治療法。歯石は直接的には歯周病の原因とはなり得ませんが、歯石は凹凸があり、そこに歯垢(プラーク)が付着しやすくなります。そうなると歯周病菌が増殖してしまい、歯周病が進行してしまいますので歯石の除去を行います。スケーリングを行うと歯または歯肉を覆っていた歯石がなくなるため、一時的に歯が小さくなった感覚や冷たいものがしみたりしますが一時的ですのでご安心ください。
ルートプレーニング
ルートプレーニングはスケーリングだけでは除去しきれない歯周ポケットや歯肉に隠れた歯石・歯垢(プラーク)を特殊な器具によって除去。その後、歯垢(プラーク)が再び付着しづらいよう歯の表面をフラットにしていく治療法。
歯科 コントラ
ブラッシング指導
毎日の歯磨き。きちんとブラッシングしているつもりでも意外と磨き残しがあるもの。歯周病対策には歯医者での処置も重要ですが普段からのブラッシングがもっとも重要です。歯ブラシの持ち方、磨き方、回数、圧など効果的なブラッシングをしっかりとお教えします。
PMTC
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)は歯医者にて専用の機器を使い行う「本格的な歯のクリーニング」です。高度なスキルで徹底的に歯に付着した汚れや歯垢(プラーク)、歯石を除去し、むし歯や歯周病を予防します。定期検診と組み合わせ定期的に受けていただくと高い確率でむし歯や歯周病を予防できます。
  


Posted by koikenina at 11:08Comments(0)