健康、生活 › 歯周病には様々なリスクがあります

2021年01月04日

歯周病には様々なリスクがあります

歯周病は日本の成人の10人中8人がかかっている、またはその予備軍といわれているほど蔓延している病気です。初期の段階では自覚症状がほとんどないため、知らないうちにどんどん進行してしまい、最悪の場合、歯が抜け落ちてしまうこともある恐ろしい病気です。こちらのページでは歯周病の原因やリスク、全身におよぼす影響などについてご説明します。
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そもそも歯周病とは?
歯周病とは、歯垢(プラーク)に潜む歯周病菌が、歯を支える歯ぐき(歯肉)や顎の骨(歯槽骨)に炎症を引き起こし、やがて溶かしていってしまう病気。歯は歯の根の表面にあるセメント質と顎の骨の間の歯根膜という繊維でつながっています。歯周病が進むと、この歯根膜と顎の骨が壊されていき、放置しておくとやがて歯が抜け落ちてしまうのです。

歯周病の原因
歯の表面には、唾液成分の糖タンパクによりつくられる薄い皮膜があります。ここへ虫歯菌が付着し、食べかすに含まれるショ糖を分解して、ネバネバした物質を増やし、棲み家を形成して様々な細菌が繁殖していきます。これが歯垢、またはバイオフィルムと呼ばれるものです。
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付着した歯垢には、多くの歯周病菌が潜んでいます。この歯周病菌が出す毒素が、炎症を引き起こして歯ぐきを腫らし、やがて歯のまわりの組織(歯根膜や顎の骨)を破壊していきます。歯垢を形成してしまうと唾液の抗菌作用では、細菌の繁殖を止めることができません。歯垢も歯石(歯垢が石灰化したもの)も、機械的に取り除かないと歯周病はどんどん悪化していくのです。



Posted by koikenina at 16:18│Comments(0)
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