健康、生活 › プラークは歯茎の中に入り込んでいき、歯周ポケットを形成します

2018年05月22日

プラークは歯茎の中に入り込んでいき、歯周ポケットを形成します

歯周病は、「生活習慣病」の一つです。かつて成人病と呼ばれていた脳卒中、動脈硬化、ガン、糖尿病などと同様、歯周病も、生活習慣を改善することが、なによりの治療となり、予防にもなります。毎日の生活の中に、歯周病を引き起こすいくつかの原因、リスク因子がひそんでいます。
歯科用マイクロモーター
そのリスク因子のなかでも、最も大きな影響があるのはタバコです。タバコが、成人のさまざまな慢性の病気の原因になっていることは、今や常識ですが、タバコを吸っている人と吸っていない人では歯周病のすすみ方、治り方がまるで違います。タバコは歯周病の進行をより速く、症状をよりひどくします。もし貴方が喫煙者なら、禁煙をお勧めします。
年を取ると、さまざまな病気とつきあうことになります。糖尿病は血液疾患や免疫疾患とならんで、歯周病と関連の深い病気です。糖尿病が歯周病を悪化させ、歯周病が糖尿病を悪化させる悪循環が起こります。

骨の中のミネラルが少なくなってスカスカになる骨粗しょう症も、歯周病のリスク因子です。このほか抗高血圧薬や精神薬、ホルモン製剤などの薬の副作用も無視できません。年を取ると、どうしても慢性症状を抑えるために薬を常用する傾向がありますが、その薬の副作用が歯周病のリスクになっているのです。食生活の改善もまた、歯周病の予防には大切な要素です。甘いもの、やわらかいものが中心の食生活を見直し、繊維質の野菜、ビタミンの豊富な食物をとり、バランスの良い食生活を心がけましょう。
超音波スケーラー
歯周病によって歯槽骨が溶けるメカニズム
食後24時間でプラークが発生します
48時間で、プラークと唾液が結合し、歯石となり、住みはじめます
プラークは歯茎の中に入り込んでいき、歯周ポケットを形成します
歯周病菌はポケット内で毒素を排出します
毒素に対して体は、免疫細胞を集めて抵抗します
毒素が多いと、免疫細胞は骨に感染しないように骨を溶かして毒素から遠ざけます
徐々に歯槽骨が溶かされて(吸収され)最終的には歯が抜けてしまいます



Posted by koikenina at 16:18│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。