健康、生活 › 歯周病の治療では、病院で行うプロフェッショナルケアと家で行うセルフケアの両方が大切になります

2019年08月15日

歯周病の治療では、病院で行うプロフェッショナルケアと家で行うセルフケアの両方が大切になります

歯周病になったらどうする?
歯周病には、症状が歯ぐきで収まっている歯肉炎から、進行した状態の歯周炎まで段階があります。軽い歯肉炎であれば歯みがき習慣を見直すことで改善が可能ですが、歯周炎まで進行している場合は歯科での治療が必要です。口臭がある、歯肉から血が出るなどの症状がみられたら、早めに受診しましょう。
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大切なセルフケア
歯周病の治療では、病院で行うプロフェッショナルケアと家で行うセルフケアの両方が大切になります。歯や歯ぐきの健康維持のため、治療後のケアや定期的な歯科医院でのチェックも大切です。
少しでも気になる症状があれば放置せず、まずは病院で診てもらった上で、適切なセルフケア(予防のページを参照)を行って歯周病が進行しないように心がけましょう。

軽度の歯周病
歯周病は「サイレントディジーズ」とも呼ばれ、軽度の歯周病の症状のうちはまだまだ目立った症状はありません。
しかし、歯肉の腫れが大きくなり、歯周ポケットができはじめています。歯と歯茎の境目が赤くはれたり、触れると出血したりします。しかし、炎症症状が出ているのは歯肉のみで、痛みを全然伴わないです。
また、冷たい水を飲むとしみることがあったりします。これを放置しておくと根の先に向かって炎症が進んでいきます。
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中等度の歯周病
炎症が進んでしまうと、歯周ポケットが広くなり、歯茎が下がり痩せてきます。また、炎症は歯肉のみではなく、骨が溶けはじめます。歯根が露出し始め、歯がグラグラします。これにより、歯周ポケットはさらに広くなってきて、細菌が歯周ポケットの中に入ってしまいます。また、露出した歯根には歯石がついているため、若干黒く見えます。
中等度の昔に比べて口臭が強くなり、歯肉にかゆみがでます。また、唾液がねばつきはじめます。
重度の歯周病
さらに炎症が進むと歯がグラグラしすぎて硬いものを噛むことはできず、普通の食事も食べにくい状態となります。歯肉が大幅に退縮してしまい、歯と歯の隙間が目立つようになり、歯が長くなったように見えます。歯槽骨も大半が破壊されているような状態で、大量の歯石が付着しています。また、膿が出るようになり、自然出血の頻度が増え、中等度の時よりもさらに口臭がひどくなり、朝起きると口の中がねばねばしていたり、出血していたりします。



Posted by koikenina at 13:15│Comments(0)
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