健康、生活 › 審美歯科治療というと皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか?

2020年08月11日

審美歯科治療というと皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか?

被せ物をセラミックの綺麗な被せ物にする。ホワイトニングで天然歯を白くする。プラスチックの劣化で変色した詰め物や前歯の被せ物を天然歯に似せた被せ物に取り換える。確かに正解なのですが広い意味で言えば、歯並びの悪さを歯列矯正で綺麗にする。バネの見える入れ歯をやめてインプラントで白い歯を取り戻す事も、見た目を良くする審美歯科治療になります。審美歯科を行うには広い知識と技術と経験が必要な治療法なのです。単純に銀歯をセラミックに変えるだけではないのです。
歯科用コンプレッサー
歯を再現する際に被せ物や詰め物には多くの素材があります。日本は保険診療が広く浸透されている為、虫歯の治療には小さい時はプラスチックを詰め、大きくなると奥歯は銀歯、前歯は金属の表面にプラスチックを貼り付けた被せ物になります。多くの日本人は何の疑いもなく銀歯が虫歯治療の世界基準だと思っています。先進国の歯科治療はメタルフリーの治療が当たり前で、セラミック治療のCAD/CAMによる被せ物の機械による削りだし化が進んでいます。歯科治療において世界の中で日本は取り残されています。

セラミックが選ばれる理由は天然歯に近い色調と透明感を再現するのに最善の治療だと考えがちですが、歯科医師が薦める理由はむしろ歯を長持ちさせるのに最善の治療だからです。なぜならばプラスチックや銀歯のように経年劣化による変色や黒ずみが無く美しさを持続する。表面がつるつるしているので汚れが付きにくく歯周病になりづらい。
歯科顕微鏡
プラスチックのような水分や汚れの吸収性が無いので口臭が減る。銀歯にありがちな歯肉の黒ずみが無く金属アレルギーにもなりません。硬すぎる銀歯は歯との接続部分や咬み合う歯を傷めますがセラミックにはありません。歯に異常な力が掛かった時にはセラミック自体が割れる事で土台の歯を守ります。歯を長持ちさせるのに繋がり、体に優しい治療なのです。



Posted by koikenina at 11:35│Comments(0)
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