健康、生活 › 2017年10月10日

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2017年10月10日

歯周病菌も虫歯菌ももともとお口の中には存在しません

 歯周病とは、歯を支えている歯周組織(歯肉、骨)が歯周病菌に感染し、やがては歯茎の中の骨が溶け出し、最終的には歯が抜け落ちてしまう「感染症」です。昔は「歯槽膿漏」とも呼ばれていましたが、現在では「歯周病」という呼び名が一般的に広まっています。

歯周病菌も虫歯菌ももともとお口の中には存在しません。何かしらのきっかけでお口の中に歯周病菌が入り、初めて歯周病になる可能性が出てきます。歯周病はあくまでも、「感染症」であるということを知ってください。日本人の35歳以上の約8割が歯周病だと言われるほど、この病気は蔓延しています。「サイレントディージーズ」と呼ばれるほど、そもそも自分が歯周病になっていると気付かない人がほとんどです。
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歯周病の原因
お口の中には、今現在わかっているだけでも500〜600種類もの細菌が棲んでいます。
多くの細菌は、そんなに悪さはしませんが、生活習慣が乱れていたり、ケアが十分でなかったりすると、歯の表面にくっつき、歯垢(プラーク)となります。これらは、粘着性が高いため、うがい薬でゆすいでも落とすことは出来ません。歯垢1mgの中には、十億もの細菌がいるとも言われ、むし歯や歯周病の原因となります。また喫煙や糖尿病、過度のストレスなども歯周病を悪化させる要因と言われています。

予防歯科
虫歯や歯周病になってしまったら早期に治療することが重要ですが、それより、もっと大切なのは「ならないように予防する」こと。一度治療をすると、どうしても再発のリスクが高まって再治療をくり返すこともあります。大切な歯を守るためには、何よりも「予防する」ことが重要なのです。
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歯周病の進行について
歯肉炎
歯肉に炎症が起き、それに伴い痛みも出てきます。この段階では、歯槽骨には症状は出ていません。 磨き残しのプラークに唾液中のカルシウムが取り込まれ歯石ができます。

初期の歯周病
これがいわゆる歯周炎です。歯周ポケットは、4~5mmほどになり、ポケット内にプラークや歯石がたまり炎症がより強くなります。歯肉の色が赤みを帯びてきます。歯を支える歯槽骨も吸収し始めます。

中期の歯周病
歯肉下の支持組織、歯槽骨の一部まで炎症が広がります。 それにより歯周ポケットでき、ポケット内にプラークや歯石がたまり炎症がより強くなります。歯を支えている場所に炎症が起きるので、歯を指で押すとぐらぐらしたり、痛むようになります。

末期の歯周病
歯を支えている歯槽骨がほとんどなくなり、歯肉の喪失、歯根の露出等がおきてきます。歯のぐらつきや、痛みは著しく、歯が抜けてしまう恐れがあります。  


Posted by koikenina at 17:03Comments(0)

2017年10月10日

三つの矯正方法について

ワイヤー矯正とは、歯の表面に『ブラケット』と呼ばれる装置を特殊なボンドで貼り付け、そこにワイヤーを通して正しい位置に歯を少しづつ動かしていくもっとも一般的な歯列矯正治療法です。今までは金属製のブラケットを歯に装着することから、審美面を気にする患者さんなどを中心に敬遠されがちでしたが、最近では、セラミックやプラスチック製の透明なブラケットを使用することで目立ちにくい矯正歯科治療を選択することも可能となりました。
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メリット
1.最もよく行われていた矯正法なので、十分な実績があります。
2.基本的に全ての不正咬合に対応可能です。

デメリット
1.歯の表面にブラケットやワイヤーなどの矯正装置を付けるので、見た目が気になる方も少なくありません。
2.矯正中は基本的に虫歯になりやすくなるので、注意深く歯のケアを行わないと虫歯が出来てしまう恐れがあります。
3.装着当初はしゃべりづらさ、食べにくさなど違和感がある場合があります。

マウスピース矯正
マウスピース矯正とは、「アライナー」という透明のマウスピースを使用する方法です。
約2週間毎に新しいアライナーに交換しながら一日20時間以上装着し、歯を徐々に移動させます。(アライナー交換の期間や装着時間等は症例によって多少異なります)他の矯正法とは違い装置が取り外し式で、ブラケットやワイヤーも装着しないので最も目立ちませんが、この方法は多くの場合、歯を抜かなくても済むような比較的簡単な矯正治療にしか適用できません。
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舌側矯正
舌側矯正とは歯の裏側に矯正装置を装着する方法で、他の人に気づかれないで治療ができますので「歯並びは治したいけれど、矯正装置が気になる」「職業的に表側の矯正装置はつけられない」などと躊躇されている方におすすめです。治療期間も表側の矯正とあまり変わらず、装置も小さくなり、装着後の違和感、発音のしづらさも非常に軽減されました。治療中のむし歯に関しても、歯の裏側の装置なので、歯の表面のエナメル質をまったく傷つけることなく、矯正中に歯の表面のむし歯の心配もありません。  


Posted by koikenina at 15:30Comments(0)