健康、生活 › 2018年03月14日

2018年03月14日

PMTCを受けていれば歯磨きする必要はないのですか?

予防歯科では、むし歯や歯周病になってから治療するのではなく、それらの病気を予防するための治療を行います。病気になってから治療をしたとしても、失ってしまった歯や歯ぐきは元には戻りません。だからこそ、しっかり予防していくことが大切なのです。虫歯・歯周病の原因となるものがプラーク(歯垢)です。最近になって、歯の表面に付着し成熟したプラークは、多種多様の細菌が複雑にからみあった「バイオフィルム」であることがわかってきました。

このバイオフィルムとは「細菌群がきわめて安定した集落を作り、しっかりと定着した状態」をいいます。このフィルムは、細菌が分泌する多糖体に守られ、強力に付着するため、歯ブラシではなかなか取り除くことができません。そこで、このバイオフィルムを医院で除去し虫歯や歯周病にさせないことが予防の面において非常に効果的といえます。
エアーモーター
PMTC
PMTCとはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略で、訳すと「専門家による機械を使った歯の清掃」という意味になります。様々な専用機器を使用して、虫歯や歯周病の最大の原因である「バイオフィルム(歯の表面についた細菌のかたまり)」や歯垢・歯石を除去していきます。あくまで歯のクリーニングなので、ドリルなどで歯を削ることはありません。普段の歯磨きでは除去できない汚れが取れますので、爽快感を味わうことができます。バイオフィルムは約3ヶ月で再生されると言われていますので、定期的なPMTCをお勧めしています。
歯科用ユニット
クリーニング(PMTC)Q&A
Q、PMTCって痛みはないですか?何分くらいかかりますか?
柔らかいゴムでできたカップなどを歯にあて、回転させることにより汚れを取り除きますので、痛みを伴うことはありません。お口の中の状態にもよりますが、おおむね30分~1時間程度かかります。
Q、虫歯予防にも効果はありますか?
新しいむし歯の発生を抑えることができます。また、PMTC を定期的に受け続けた人とそうでない人では6年間で1.4mmの歯肉の変化がみられます。歯周病の進行を食い止める効果があります。
Q、 PMTCを受けていれば歯磨きする必要はないのですか?
毎日の歯みがきは絶対必要です。歯の健康はPMTCとセルフケアとの両立で維持することができるのです。
Q、どれくらいの間隔で行えばいいのでしょうか?
人によって歯や歯ぐきの強さ、細菌の状態、着色の程度などが異なるのでさまざまですが、一般的には3~6ヶ月に1度の割合で行います。
Q、子どもにも必要ですか?
子供でも行ったほうがもちろん効果があります。いくつでも早すぎる、遅すぎるということはありません。いつから始めても一定の予防効果が期待できます。  


Posted by koikenina at 16:08Comments(0)

2018年03月14日

日本人の成人の約8割が歯周病(歯肉炎or歯周炎)にかかっているといわれています

歯周病とは、歯周組織が歯垢(プラーク)に含まれている『歯周病菌(細菌)』に感染し、歯肉(歯茎)が腫れたり、出血したり、最終的には歯が抜けてしまう、日本人が歯を失うもっとも大きな原因の歯の周りの病気の総称で、歯周病の初期では自覚症状がほとんどないため、気づいていない方が多いのが特徴です。

歯周病と同じ意味で「歯槽膿漏(しそうのうろう)」という言葉もありますが、最近では「歯槽膿漏=歯周病」として、歯槽膿漏という言葉はあまり使われなくなり、歯槽膿漏を含めて歯周病という言葉を使う事が多くなっています。歯槽膿漏は字のごとく、「歯周組織から膿(うみ)が出る」症状のことなので、厳密にいえば歯槽膿漏は歯周病の一症状ということになります。
光照射器
歯周病の最大の原因はプラーク(歯垢)
歯周病は様々な要因が複雑に絡み合って起こりますが、最大の原因はプラーク(歯垢)です。プラークはただの食べカスではなく細菌の塊です!この細菌の産生する毒素が歯周病の発生・進行に非常に大きく関わってきます。

全身の健康を保ち、大切な歯をいつまでも使うために
再発リスクが高い虫歯や歯周病は、予防が非常に大切な病気です。お口の健康は、全身の健康状態にも大きな影響をもたらします。
虫歯や歯周病が招くトラブル
歯周病菌が血液中に入り込むと、心筋梗塞や脳梗塞、肺炎(誤嚥性肺炎)、糖尿病、早産などの発症率が高くなってしまいます。また、虫歯や歯周病によって歯を失ったり咬み合わせが乱れたりすると、全身のバランスが崩れて肩こりや頭痛、めまいなどが発生しやすくなる、内臓に負担がかかる、正しい発音がしにくくなる、見た目が悪くなるなどのリスクがあります。
オートクレープ
予防で負担軽減を実現
虫歯を治療する際、通常は歯を削らなくてはいけません。歯周病は、進行すると歯を支える顎の骨が溶かされてしまう病気です。虫歯治療で削った歯や歯周病で溶けた骨は、治療してももと通りにはなりません。治療の痛みや時間的・経済的な負担を減らすためには、早めの受診が大切です。お口の中を清潔で健康的な状態に保ち、患者様にかかるさまざまな負担を軽減するために、予防歯科を活用しましょう。  


Posted by koikenina at 15:13Comments(0)